出典:コールマン公式
- 1901年アメリカで創業(120年の歴史)
- 世界最古参のキャンプブランド
- ランタン!!
- 1976年に日本上陸(日本Coleman)
- 日本におけるキャンプシーンのパイオニア
歴史
簡易沿革(創業120年)
創業者:W(ウィリアム).C(コフィン)コールマンによって創設
当初はランタン販売やリース、ヒーターなどがメインだった
テント、寝袋、チェアなどキャンプにおけるメインアイテムが製造され始めた。
日本に上陸してからもすでに50年近くの歴史があり、日本の環境、シーンに合ったギアを独自開発
ソロ、デュオ、ファミリー、どんなユーザーにおいても「間違いがない」信頼を得ている。
企業情報(2022年現在)
- 会社名
ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社
(2022年に統合。前コールマンジャパン㈱) - 設立
1976年 - 資本金
1,000万円 - 本社
東京都港区芝浦4-9-25 芝浦スクエアエアビル - 従業員数
230名 - 売上高
不明
どんなブランド?
1901年創業の120年の歴史がある老舗ブランド
時代背景をみると
- 1903年:ライト兄弟の有人飛行成功
- 1904年:日露戦争開戦
- 1909年:伊藤博文暗殺
- 1914年:第一次世界大戦開戦
と、なかなかのインパクト(笑)歴史の深さを感じますよね。
そんな歴史あるコールマンは、ロゴにもなっていますが、もともとは自家製ランプの開発に力を入れていたメーカーです。
創業当初は自社開発のランプのリース事業を主に展開してましたが、リース品の無償修理など事業内容に負荷が掛かりすぎてしまったため、販売へと事業を切り替えていきました。
その後もランプやストーブの開発を続け、
フットボールの初のナイターゲームの照明として利用された「アークランプ」や、戦時中に導入されたポケットストーブ、
今や定番となったLPガス式のツーバーナーの導入など、様々なシーンで信頼を勝ち取ってきました。
日本においては1990年代に日本オリジナル商品の「ドームテント」を筆頭にランタンやバーナーなど画期的な商品を日本市場へ導入し、まさに日本の第一次キャンプブームの火付け役となりました。
当時のキャンプ場はコールマンのテントで文字通り溢れかえっていたほど人気だったようですね。
特徴
現在は第二次キャンプブームとも呼ばれていますが、今も変わらず「定番」のキャンプメーカーであり続けています。
第一次から30年が過ぎキャンプスタイルも多様化している中で、変わらずに選ばれ続けている理由は何なのでしょうか!
始め方の解説がすごく見やすい
近年のコールマンは初心者でも参入しやすい企画開発を行っている印象があります。
特に最近はホームページで初心者に向けたコンテンツが充実してます。
- 必要な道具
- 道具の選び方
- キャンプ場のマナーetc…
「とは?」「何を?」「どのように?」の疑問をしっかり解説してくれてます。
内容もとても見やすいです。
イラストによるストーリー形式だったり、クイズや動画、オリジナルアニメなんかもあり、専門用語とかも都度解説してくれてますので、別の本命メーカーがあったとしても予習がてら覗いてみると非常に楽しいです!
あらためて復習したいって経験者の方にとっても勉強になると思いますよ !
設営しやすい工夫が多い
やはり一番の不安は「テント設営」ですよね。
これについてはやってみないとわからないってところがあり、不安は大きいと思います。
結論から言うとコールマンのテントは、設営がめちゃ楽です。
といってもテントの設営は、実はどれも「慣れれば簡単」で、なんとなく慣れてしまえば、どんなタイプでもどんなメーカーでも応用が利くようになります。
ではなぜコールマンのテントは「設営が楽」なのかというと、
「パーツの色分け」と、「設営動画が見やすい」んですよね。
ポールをどのスリーブに通せばいいかを色分けしてくれてたり、設営している動画も途中イラストを交えて、ペグの位置を見せてくれたり、ペグの打ち込む角度などもカメラアングルを変えて見せてくれたり、とにかく初心者に寄り添った解説がなされています。
なので私は「テント設営」に関してはコールマンのテントは一番わかりやすいと思います。
玄人でもあこがれるギアがある
これはブランドイメージを気にする方にとっても良い情報なのではないでしょうか。
コールマンは「ランタン」の製造から始まり120年の歴史があるというのは先述した通りですが、
その長い歴史の中で生み出された数々のギア、特にランタンにおいては、ヴィンテージ品としてプレミアがついたりするものも多くあります。
すこし前に「トレファクスポーツ」さんの公式サイトで「コールマン・アーク・ランプ」入荷しました。という記事を見つけたので見てみると、100年前の「コールマン・アークランタン」と思われる商品が250,000円で売り出されておりました。
現在は、購入ページのリンクは無効になってたので、売れたのかどうかの情報はわかりませんが、商品紹介のページは現存しているのでぜひのぞいてみてください。
「コールマン・アークランタン」で検索すれば上のほうに出てきますよ!
(ランタンについてコールマン社から出たという断定はできなかったそうだが、特徴などから総合判断して結論に至ったとのこと)
ちなみにまだ問題なく使用できるそうです!
100年前のものはさすがになかなかお目にかかれないですが、他にもコールマンのヴィンテージランタンは数万円~とかなり高価で取引されているので、人気の高さがうかがえますよね、
近代的な、おしゃれな製品もいいですが、あのヴィンテージ感や色気は長い歴史があってこそ作られますからね、コールマンにしか出せない「価値」ですよね!
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