【初心者向け】キャンプで使えるポータブルバッテリーの選び方【後編】おすすめ機種

さてさて後編はいよいよおすすめの「ポータブル電源」を紹介していきます。

まだ前編を見てないよって方は基本的なことからまとめておりますのでよかったら【前編】も見てみてください！

【前編】のおさらい！

おすすめポータブル電源

スマホ充電や小物家電に最適＜容量100～400Wh＞

スマホやタブレットの充電なら十分な容量、400WHであればキャンプ場での小型家電の使用も可能になってくる十分なスペック。

主要メーカーの ラインナップ	公式定価 (税込)	容量(W)	定格出力 (W)	出力 AC	出力 USB	出力 DC	他
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 240	19,800	240	200	1	(A)x1 (C)x0	シガーx1
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 400	44,800	400	200	1	(A)x2 (C)x0	シガーx1
Anker(アンカー) PowerHouse 100	13,900	97.2	100	1	(A)x2 (C)x1	無し	IQ(急速充電)※1 本体急速充電対応
Anker(アンカー) PowerHouse 200	29,800	200	100	1	(A)x2 (C)x1	シガーx1	IQ(急速充電)※1
Anker(アンカー) PowerHouse II 400	39,800	389	300	1	(A)x3 (C)x1	シガーx1 DCx2	IQ(急速充電)※1
JVCケンウッド BN-RB37-C	44,880	370	200	1	(A)x2 (C)x0	シガーx1
パワーアーク PowerArQ mini	34,100	346	200	1	(A)x2 (C)x0	シガーx1
パワーアーク PowerArQ mini 2	38,500	300	300	2	(A)x2 (C)x1	シガーx1	ワイヤレス充電
EcoFlow RIVER mini	38,500	210	300 (600)※2	2	(A)x3 (C)x1	シガーx1	本体急速充電 急速充電 ワイヤレス充電 X-Boost
EcoFlow RIVER	39,600	288 (576)	600 (1200)※2	3	(A)x3 (C)x1	シガーx1 DCx2	本体急速充電 ワイヤレス充電 X-Boost
EcoFlow RIVER Plus	49,500	360 (720)	600 (1200)※2	3	(A)x3 (C)x1	シガーx1 DCx2	本体急速充電 ワイヤレス充電 X-Boost

おすすめ①【Anker/PowerHouse100】超小型！スマホ充電や小物家電が使える

＼モバイルバッテリーに物足りなさを感じている人におすすめ／

メインの使い方としては、複数のスマホやタブレット、小型家電などの充電を行うことができる。

モバイルバッテリーの強化版的！充電がメインとなるだろうが、スマホやタブレットはもちろんのこと、モバイルバッテリーと違い、ＡＣ出力がついたことによりカメラなどの小物家電の充電、利用が可能になる。

ヘアアイロンを使いたい女性の方などにもおすすめ！

急速充電機能やパススルー対応、ライト機能などのうれしい性能がついているのでモバイルバッテリーだと少し物足りないと感じている方にお勧めの商品です！

おすすめ②【Anker/PowerHouse Ⅱ 400】小型！スマホ充電や小物家電が使える

＼扇風機を一晩中使える！夏キャンにおすすめ／

小型家電のある程度の長時間利用が可能な容量と最大8接続可能な多彩な出力ポート、非常用ライトやソーラー充電にも対応しているので災害時での活躍も十分に可能。

実際に使える家電を考えると

消費電力が30W程度の扇風機であれば条件にもよるが単純計算で10時間程度利用できるので(フル充電時)、扇風機は真夏のキャンプの寝苦しい夜にも一晩中使うことが可能だし、小型冷蔵庫にしてもパワーによるが十分に利用できる時間が確保できる。

※389Wh(容量)÷30W(消費電力)×0.8(電力ロス)＝約10.3時間

パススルーも可能なのでソーラー充電と組み合わせるとよりハイパフォーマンが期待できる。

他社の同等製品と比べ、コストと出力端子の種類、数が多いのでとても使いやすい。また液晶で本体の電池残量や接続機器の供給可能時間、本体の満充電までの推定時間、上限温度超過通知など様々な情報を得ることができるので、残量を気にしてストレスがたまることなく利用できる、

おすすめ③【パワーアーク/PowerArQ mini 2】ワイヤレス充電が可能

＼ACポートが2つ！小物家電をよく使いたい人におすすめ／

100～400Whの容量の商品の中では珍しいACポートが2つ装備されている商品。出力ポートの使いやすさのバランスが特に良い商品。

ワイヤレス充電がまたかなり便利、個人的に室内ではワイヤレス充電はあまり使わないのですが、屋外ではめちゃくちゃ便利です。

キャンプ中はスマホを触ったり置いたりって動作が普段と比べ多くなる傾向があるのでそのたびにコードを接続するより、ポンっと気軽において充電できるポートがあるのは実際のところかなり便利！

容量が300Whというラインなので用途によっては若干の物足りなさを感じる人もいるだろうが、用途と容量がマッチする人にとってはめちゃめちゃおすすめの商品です。

ちなみに「主要メーカーのラインナップ」にも載せていましたが、ひとつ前モデルの「PowerArQ mini 」もまだ公式でも販売している現役機種です、基本的なスペックは「mini2」に劣っていますが、容量については346Whと旧モデルのほうが多く、価格も安いので5000円くらい安いので、用途によってはこちらの商品もおすすめです。

おすすめ④【EcoFlow/RIVER Plus】定格出力UPモードで家電も使える

＼容量は少なくていいが高出力家電は使いたい人におすすめ／

1時間で約80％を充電できる特許申請中の技術「X-Stream」と定格出力を上げることが出来る「X-Boost」など独自の先端技術を用いることで、小さめの容量ながらも同程度のスペックよりできることがたくさんある。

別売りの「専用エクストラバッテリー」を装着すると倍の720Whまで拡張することが出来る。

公式ページでもそれぞれが独立して販売されているのでちょっと紛らわしいが、

基本が「EcoFlow RIVER Plus」エクストラバッテリー装着で「RIVER Max Plus」になる。

つまり「 RIVER Plus」と「エクストラバッテリー」のセットが「RIVER Max Plus」ということ。

セットの「RIVER Max Plus」の方が若干お得だが、別で購入してもそこまで大きな差は無いのでとりあえず「 RIVER Plus」だけ、という選択肢も大いにあり。

十分な大容量！生活家電の利用も可能な＜容量500～900Wh＞

キャンプ場での複数人での電気製品の使用が可能になってくる大容量！

本格的に災害への備えとしても活躍が見込まれる容量。

主要メーカーの ラインナップ	公式定価 (税込)	容量(W)	定格出力 (W)	出力 AC	出力 USB	出力 DC	他
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 708	76,800	708	500	2	(A)x2 (C)x1	シガーx1	USB(A)QC付※1
Anker(アンカー) PowerHouse II 800	74,800	778	500	2	(A)x4 (C)x2	シガーx1 DCx1	IQ(急速充電)※2 本体急速充電対応
Anker(アンカー) 535 Portable Power Station	59,800	512	500	4	(A)x3 (C)x1	シガーx1	IQ(急速充電)※2 本体急速充電対応
JVCケンウッド BN-RB62-C	74,800	626	500	2	(A)x3 (C)x0	シガーx1 DCx2
パワーアーク PowerArQ	66,000	626	300	1	(A)x3 (C)x0	シガーx1 DCx2
パワーアーク PowerArQ2	59,800	500	300	2	(A)x4 (C)x1	シガーx1 DCx2	ワイヤレス充電
パワーアーク PowerArQ 3	79,800	555	500	2	(A)x4 (C)x1	シガーx1 DCx2	ワイヤレス充電 バッテリー交換
EcoFlow RIVER Max	63,800	576 (288)	600 (1200)	3	(A)x3 (C)x1	シガーx1 DCx2	「RIVER」の 容量拡張セット
EcoFlow RIVER Max Plus	78,650	720 (360)	600 (1200)	3	(A)x3 (C)x1	シガーx1 DCx2	「RIVER Plus」 の容量拡張セット
EcoFlow RIVER Pro	79,800	720 (1440)	600 (1200)	3	(A)x3 (C)x1	シガーx1 DCx2	本体急速充電 X-Boost

おすすめ⑤【Anker/PowerHouse II 800】大容量で低価格！

＼最大１１ポート！沢山の機器に接続したい人におすすめ／

またまたアンカーの「PowerHouse II」シリーズよりご紹介！

基本的な機能は「４００」と同じだが、容量と、ポート数がパワーアップ！

他社の同等スペックと比べてもリーズナブルで出力ポートが11個と多彩なことに加え、種類のバランスも良く、生活家電を複数利用することも可能になってくる。

800Whもあると石油ファンヒーターなど即暖性のある暖房器具も十分に実用性のある使い方ができる。

おすすめ⑥【Anker/535 Portable Power Station】シリーズの中で最も耐久性に優れた製品

＼通常の６倍長持ち！安心してなが～く使いたい人におすすめ／

充放電を3000回繰り返しても初期容量の80％以上を維持したという耐久性を持っている。

一般的に多いのは500～800回で80％以上とかが多いので、その点からも頭3つくらい抜けたスペックだといえる。

理論上、週3回の使用でも８年以上使える計算なので毎週使う人にとってはうれしいスペック。

AC出力が４つなのでより生活家電が利用しやすい。

パススルー充電に関しては本体バッテリーを介さずに直接電化製品に配電するような形なので、本体バッテリーの劣化を抑える仕組みもある。

待機電力時間が続く場合は自動的に電源が切れる省電力モードもあるので、スイッチの切り忘れでの電力消費も防ぐこともできます。

おすすめ⑦【パワーアーク/PowerArQ 3】バッテリー交換が可能なNEWタイプ

＼バッテリー交換可能！ランニングコストを抑えたい人におすすめ／

バッテリー交換が可能なパワーアークのNEWモデル。

ポータブル電源は繰り返し充電して利用することが可能だが、電源本体のバッテリーは経年と共に劣化しいずれは本体ごと買い替えなきゃならない状況が出てくる。

スマホなんかも長く使っているとバッテリーの消耗が早くなったりしますよね、それと同じことです。

他社メーカーも含めてみても、バッテリーを交換できる機種というのは多くなく、別売りバッテリー(29,800円)を買えば本体ごと買い替える必要がなくなるほか、余裕があれば予備バッテリーとして持つこともできるので、屋外で天気が悪く充電しづらい時や、夜間のバッテリー切れなど緊急時にもより臨機応変に対応できる。

おすすめ⑧【EcoFlow/RIVER Pro】1440Whまで拡張可能！

＼災害時のホームバックアップまで見越して購入したい人におすすめ／

1時間で約80％を充電できる特許申請中の技術「X-Stream」と定格出力を上げることが出来る「X-Boost」など独自の先端技術を用いることで、小さめの容量ながらも同程度のスペックよりできることがたくさんある。

先に紹介した拡張できる「RIVER」「RIVER Plus」は本体と拡張バッテリーを重ねるようにして一つのっバッテリーとして設置できたが、

720Wh→1440Whとなると物理的に大きくなてしまい、結果的に本体を2つ置いているような格好になりキャンプにおいては荷物が増えるというデメリットになってしまう。

相場観的には720Whの本体機種は7万円前後なので2つ購入するよりかは安いのでやはりホームバックアップ電源としても活用も見込んだ場合はかなりお得。

もちろん基本の本体容量も

超大容量！！大人数のキャンプでも大活躍！〈1000Wh以上〉

複数家族でのグループキャンプでの活躍間違いなしの超大容量スぺック！

主要メーカーの ラインナップ	公式定価 (税込)	容量(W)	定格出力 (W)	出力 AC	出力 USB	出力 DC	他
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 1000	139,800	1000	1000	3	(A)x2 (C)x2	シガーx1	USB(A)QC付※1 本体急速充電対応
Jackery(ジャクリ) ポータブル電源 1500	179,000	1500	1800	3	(A)x2 (C)x1	シガーx1	IQ(急速充電)※2 本体急速充電対応
JVCケンウッド BN-RB10-C	148,500	1002	1000	3	(A)x2 (C)x2	シガーx1
パワーアーク PowerArQ Pro	132,000	1000	1000	2	(A)x4 (C)x1	シガーx1 DCx2

おすすめ⑨【Jackery/ポータブル電源1500】ポータブル電源の最高峰スペック！

＼何事にも万全を期したい人におすすめ／

容量1500Wh、定格出力1800Wの最高峰スペックを持つ「大容量、高出力」のポータブル電源

もちろんお値段も最高峰

1800Wの出力に対応できるということは、ドライヤーや電子レンジ、ホットプレート、IHコンロなどの本格的な生活電化製品(約1200W)も1時間程度ではあるが使用することができる。

まぁキャンプとかアウトドアに電子レンジ持ってくかと言われたらそんなに利用するシーンはないかなと思うが、やはり災害時などの長期間の停電時でも電気に関して言えば実生活でも使っているかなりの電化製品を利用することができるので、そういった緊急時を見越して多めに予算を考えているのであればかなりおすすめの商品です。